jingu_bunko
神宮文庫について
(以下、神宮公式ホームページより
http://www.isejingu.or.jp/bunka/bunka4.htm)
古来、内宮・外宮の域内には文殿(ぶんでん)や神庫(しんこ)という記録文書を納める施設があり、古儀を重んじる神主の研究調査に利用されていました。
江戸時代に入り、慶安元年(1648)には、外宮神主出口延佳(でぐちのぶよし)等の努力により、外宮の東隣に豊宮崎文庫(とよみやざきぶんこ)が創設されました。
また、貞享3年(1686)には、宇治会合年寄(うじかいごうとしより)等の発議により内宮文庫が立てられましたが、元禄3年(1690)に内宮近くの林崎の地に移され、林崎文庫と改称されました。両文庫は、図書館であると共に神職子弟の教育機関でもありました。
やがて、明治4年(1871)の神宮改正にともない、両文庫をはじめ文殿・神庫等の蔵書を合わせて設立されたのが神宮文庫です。現在の建物は、大正14年(1925)8月に建てられた和洋折衷の建造物で、閲覧室や事務室などを配しています。